子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

オランダ語の壁 -買物一つするのも大変!ー

 ベルギーの公用語はオランダ語とフランス語とドイツ語。

私の住んでいる町はオランダ語なんですが、「幸いこの町の人たちは、大体英語が話せます。だから大丈夫!と安心していたら…確かに人々とは英語で会話ができるものの、道路標識やお店のメニュー、スーパーの品物の表示等がすべてオランダ語で何が書いてあるかさっぱり(汗)。

お店に入っても、何を食べるか決めるのに一苦労。メニューを見ながらいくつかピックアップして店員さんに「これは何?」と聞きながら注文するしかないんです。アルファベットで書いてあるから、なんとなく意味を理解できるんじゃないか!?と思ったら大間違い。例えば、鶏肉=Kip、エビ=Garnaalと全く違う…。

スーパーに買い物に行っても、どれが食洗器用の洗剤で、どれが洗濯機用で、どれが柔軟剤でetcといったことが全然わからない。店員さんが近くにいたら店員さんに聞いたり、いないときは、その辺のお客さんをつかまえて、「すいません、これって食器用の洗剤ですか?」とか聞かないといけないんです。

道路標識も、よく進入禁止のマークとか駐車のマークがあるんですが、マーク自体の意味はガイドブックを読んで大体覚えたものの、しょっちゅうそのマークの下に但し書きがあって、それが分からない…。良く通る道は、標識を写メで撮って、家に帰ってからその意味を調べたり。そしたら「このエリアに用事がある人だけ通っていい」とかいう意味だったり、謎だらけ。

Webで子供の休み期間中のサマースクールやオータムスクールの情報を調べようと思っても、ほとんどがオランダ語。

この間は、駐車場の精算機が何度やってもうまく使えなくて、その機会に記載されていた電話番号に電話してみても、オランダ語の録音メッセージが流れるだけ。子供2人は騒ぎ出すし、夕飯時で「このままだと子供たちを寝かしつけるのが遅くなる」と気持ちが焦るし、地下の厳めしいゲートのある駐車場だっただけに、半ばパニック状態に陥りました。

こんなことの連続で、「やっぱり、その土地に住むからには、ある程度そこの言語を勉強した方が良いのかなぁ」と、しょっちゅう思うものの、そんな時間的(気持ち的にも)余裕もないし、会社の人に相談したら「オランダ語は汎用性ないから、あんまり勉強しても意味ないよー」なんて自国語なのに無碍もなく言われるから、あまりモチベーションも上がらない。

まぁそれでもなんとか(かんとか)なっているんですけどね。。。

これからもオランダ語の試練は続きそうです。