子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

運転センスゼロのペーパードライバー、海外で駆ける。

18歳の時に自動車の免許をとって、最初の数年間は時々少し運転していたものの、駐車でバックをするときに、左右どっちにハンドルを回したらどの方角に曲がるのか等がいまいちわからず、ある時駐車場で駐車しようとしていたら、後ろから来た車のプレッシャーにテンパっちゃって、ブレーキとアクセルを踏み間違えて柱に突撃。それ以来、車の運転は15年以上ほとんどしたことがなかった。

それが、海外赴任が決まって、会社の場所に合わせて家と子供の学校を決めて、子供たちの送り迎えには車が必須なことが発覚。しかも、自宅から会社までは徒歩で行けるものの、ベルギー国内の工場に行くことは頻繁にあると聞いていたので、車の運転は逃げられない課題に。

日本でペーパードライバー講習を数回受けて、こっちでも何回か運転の講習を受けて、しばらくは父に助手席に乗ってもらいながら、学校と自宅の往復を練習して…、ようやくなんとかかんとか運転できるようになりました。そして、最初は、ベビーシートに乗せると、泣き続けていた下の娘も、今でも時々泣き続けることはあるものの、だいぶん慣れてきました。ここは息子の功績も大きく、娘が泣き出すと、歌を歌ったり、食べ物を与えたり、なんだかんだと泣き止むように私に協力してくれるんです。

といっても、毎回運転の後はどぉーっと疲れる。なんといっても苦手なのは前からの駐車。こっちの人は何事もないようにスーッと入れるから、簡単なのかと思いきや、私がやると柱すれすれでミラーがぶつかったり、何度切り替えしてもうまくいかなかったり、いまだにやり方が分からない…渋滞状況によって様々だけど、子供の送り迎えは一回往復だいたい70~100分。それが2回だから、1日の中で結構時間を取られるんだなぁ。

でもまぁ、車の中で一日の様子を聞いたり一緒に歌を歌ったり、安全第一で楽しむしかないかな。

明日は初めて自分の運転で工場に。高速を使って片道1時間、新たな挑戦。ドキドキ。