子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

コロナショックが欧州にも打ち寄せてきた… 前日の21時すぎに学校から翌日から休校の連絡

1月から中国に端を発したコロナショック…

日本でのニュースを見ながら、大変そうだなと思っていたけど、2月ごろからイタリアが騒がしくなってきて、欧州も様相が変わってきたと思っていたら、今週に入って急にそのスピードが加速した。

ベルギーはだいぶん緩いなーとは思っていた。というのも、2月のクロッカス休暇で北イタリアに行っていた人たちに何の制限も設けないし、学校も普通にそういう子どもたちを登校させていたから。個人的には日本みたいな全校閉鎖はやりすぎだと思っていたけど、感染エリアの北イタリアから帰ってきた人なんかは2週間の自宅待機期間をつくってもいいんじゃないかと、感染拡大を不安に感じていた。

クロッカス休暇まで1人だった感染者はその後の2週間で日々増えて、現状約400人。人口が1100万人と日本の10分の1ということを考えると、比率はすごく高い…。

そんなことを考えていた矢先、水曜日の夜21時過ぎに学校から、「施設を借りている大学の方針に従って、明日明後日は学校がクローズになる」とメールが届いた。私は既に寝落ちていたけど、この日は偶然22時過ぎに目が覚めてその連絡に気が付いた。というのもそのメールを見た数人のおかあさんからメッセージをもらって、スマホにはいろんな新着メッセージが届いていたから。いったい何が起こっているのか理解できず、私たちも緊急事態なんだと、急に言葉にならない不安のような恐怖に襲われた。そんな中、日本人のママからLINEで「良かったら明日明後日、こうきくんあずかりますよ」とのメッセージをもらっていた。なかなかこの緊急事態で自分から頼むのも臆してしまう中、こんな風に気を使ってもらえて、すごく嬉しかった。

一つだけよかったのは、ちょうどその翌日からしばらく雨が降らない予報だったこと。ずーっとさえない天気が続いて、天気予報を見れば雨マークばっかりだったのに、その翌日からはおひさまマークと曇りマークに変わっていた。これなら公園で遊べる😄

結局、その翌日の木曜日の夜には、翌週から4月初旬のイースター休暇まで、ベルギーの学校全部が閉鎖されて、レストランやカフェもすべてクローズ。スーパーや営業を続けるけど、土日はクローズという決定が政府でくだされた。ということは、4月20日まで子供たちは学校がない…なんだか眩暈がしそうだけど、開き直って、思考を変えるしかないんだろうな…

どう変えていけるやら。。。