子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

ロックダウン3週間

気が付けば学校が休みに入って早4週間、国のロックダウンが始まって3週間。

家族4人でのルーベンでの生活。

日本では4人で暮らしていたけど、下の娘が7か月の時に夫はロンドンに赴任していったし、夫は大概日本では平日はみんなが寝静まってから帰宅していて、顔を合わせるのは朝と週末だけだったから、こんな濃い4人での生活は初めて。

子どもたちがずっと家にいると、在宅での仕事なんてほとんど集中できないし、夫が子供たちを見てくれていても、家にいる限り、子供たちは「ママ、ママ」とくるから何も手につかない。仕事が進まない焦燥感、しかも4人分の朝昼晩の食事を考えて用意しなきゃいけないし、みんなずっと家にいるから、家の中もすごく散らかって、掃除も大変になっている。それに、なんだかウイルスが怖くて、すごく神経質になってしまっていて、手洗いの回数も半端ないから手荒れがひどくて、ぱっくり傷が開いたり、最近ではスマホの指紋認証が全く機能しない。と、なかなかしんどい日々。

でも、ロックダウンになってからずっと良いお天気が続いているのが何よりもの救いで、家族で散歩に行くと(散歩やエクササイズは許されている!)、幸せを感じる。息子はパパと一緒の生活が再開して、少し逞しくなったように感じる。やっぱり、家族はみんな一緒に暮らしているのがいいんだろうなーなんて思う。

いまは、感染拡大を止めないといけないから、この措置も仕方ないって納得できる。お店はスーパーと薬局以外開いていなくて、それも入場制限をしているから、並んで(しかも間隔をあけて)入らないといけないし、お友達とは会えないし、息苦しいけど、外での散歩やエクササイズは奨励っていうのがなんともありがたく、ベルギーという国の人間味が感じられてほっこりする。ちゃんと人として必要なものは提供してもらっているから、文句はないし、自分たちの生活、本当に大切なものは何かということを改めて考えさせられもする。

そんななか、シェンゲン協定の関係でベルギーにあまり長期滞在できない夫は来週にはロンドンに戻ることに。一度戻ったら、シェンゲンが国境を開くまで再入国はできないし、次に会えるのはいつになるか分からない…

やっと、今の生活に少し慣れてきたところで、これからまたどうなることやら。。。