子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

初めての休日診療

金曜日の夜から下の娘が嘔吐を何度か繰り返した。

寝ていると思ったら急に咳をしだして、痰が絡んだようになって、「オエー」ってあげてしまう。その様子を見ていると、なんだか本当に辛そうで、私の心臓がドキドキ。そんなことを何度か繰り返して、朝を迎えた。

熱がなさそうだったけど、元気もないし、気になって土曜日の朝一「休日診療の際は、まずここに連絡」という番号に電話をかけてみることに。すると、録音メッセージがオランダ語で流れる…。でもよく聞いていると、最後に「英語で聞きたければ、何番をプレス」と言っているので、押してみた。ただ聞き取りにくい英語で、「ハッシュタグを押す」と言っているのはわかるものの、その前の部分が一部聞き取れない。そしてハッシュタグを押すと、「あなたのエリアは域外だから、自域内の番号にかけな教えてください」と…。それで、再度Webを見てみるけど、やっぱり私の住んでいる町はこの番号にかけるので間違いなさそう。何度かかけているうちに、何を言っているか聞き取れなかった部分は、「Post code」と聞こえた気がして、郵便番号とハッシュタグを押してみたら、正解!係の人につながった!!

娘の症状と生年月日、住所なんかを伝えると、最寄りの休日診療のクリニックの住所を教えてくれた。なので、Googleマップでその住所を調べて、息子と娘を連れて出発。クリニックにつくと、既に電話した先から情報はいっていて、待つことなく診察してもらえることに。

診察の結果、ウイルス性のもので、痰が体の中にたまってしまっているみたいで、肺に行ったりすると危険だから、まずは薬で痰を出していきましょうと、処方箋を書いてもらって、それを近くの薬局に持って行って薬を出してもらった。ただ、薬は日本の薬局みたいに何か調剤するんじゃなく、箱に入った既製品を渡されるだけ。その箱の飲み方の記載等はまたオランダ語とフランス語…。薬局の人に一つ一つ飲み方を説明してもらう。。。

日本だとなんてことない一つ一つのことに、すごく時間とエネルギーを使う。

当たり前だと思っていたいろんなことが当たり前じゃない。