子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

地中海クルーズに行ってきたー♬!!

一度行きたいなーと思っていた地中海クルーズ。息子も「大きな船に乗りたい!船の中でプールに入りたい!」と大張り切り。

ギリシャとクロアチアに行ってみたいと、Costaでベニス発→バーリ→コルフ島→サントリーニ島→ミコノス島→ドゥブロヴニク(クロアチア)→ベニス戻りの7泊8日の旅程。

ただ、数か月前に予約をしたものの、その後事前調べがほとんどできないまま当日を迎えた私たち・・・出発当日、ブリュッセルからベニスに向かう飛行機の中で、夫と「ところでベニスの空港に着いたらどこに行ったらいいんだっけ・・・?」なんてトボけた会話をしながら、ベニスについて急いでリサーチ(;'∀')と、何とも私たちらしいスタート。CostaのWebを見ても港の場所が掲載されていなくて、ちょっと動揺したもののなんとかかんとか港に到着。

そこにはびっくりするくらい大きな客船がいくつか停泊していて、興奮!

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大型客船たち

入船のセキュリティ確認は想像以上にしっかりしていて、私たちのパスポートの入国記録の確認からスタート。私たちはEU内から来ているからパスポートに入国の記録がないんだけど、事情を説明したら、「じゃあ、4人分のIDカードを見せろ」と。実はこの旅行の少し前に、「旅行時はIDカードを持参したほうが良い」ってアドバイスをちょうど聞いていたこともあって、ちゃんと携帯していたんだけど、そうじゃないと入船できないところだった・・・ただ、子供たちはカードを持っていない。というのもLeuven市から「12歳まではカードはない」と代わりの証明書みたいなものを渡されている。ただ、こういった運用って国や市によって違うみたいで、その説明をして証明書を見せてもなかなか話が通じない。係の人は、その証明書の写真を撮って、本部(?)に送付したり、なかなか入船させてもらえず・・・なんだかんだのやり取りを経て、ようやく入船許可が下りた・・・

気を取り直して、船に乗り込み――!!まず出迎えてくれたのはメインロビー的な空間。既に多くの人がお酒やコーヒーをすすりながら、それぞれの時間を楽しんでいた。

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メインロビー

それぞれの都市での時間は別途記すとして、今回はこのCostaについてもう少し。

私たちの部屋は狭いもののダブルベッドに、ソファベッド、そしてその上に開閉式のベッドがもう一つあって、机とシャワー・トイレ。狭いけど、日本のビジネスホテルと比べたらまだ良いし、船の中の部屋にしたら上出来!!食事は、毎日朝昼晩+夕方のスナックと計4回決まった時間内にビュッフェで食べられる。

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ビュッフェ レストラン

いつも子供たちが食べられるものがあるところ、、、とお店探しをしないといけない私たちにとっては何ともありがたいこのビュッフェ。毎日少しずつ内容も違っていて、味も私たちにとっては十分!ここでスタッフとして働いているのは主にアジア系の女性たち。うちは、子供が小さいこともあって、特に下の娘に多くのスタッフの人たちが声掛けをして親切にしてくれた。その中でも特に仲良くなったのが、マリールーというフィリピンから来ている女性。どうやら8か月間のプログラムでこの船の仕事についているとか。お昼に4時間ほどフリーな時間をもらえるものの、朝6時から夜中の12時過ぎまで働くというハードな勤務。1週間がまるで1か月に感じられるほどだって言っていた。そんな中でも明るく接してくれる彼女は、私たちにとってとても貴重な存在だった。しかも、何の下調べもしていない私たちは、ビュッフェでしか食べられないと思っていたんだけど、彼女が私たちのカードキーを見て、「夜は下のレストランでも食べられるから、一度行ってみたら?」と言ってくれた。「下のレストラン??」と半信半疑で、私たちは3日目の夜に初めてそこを訪れてみた。そしたら、、、座席が決まっていて、コースメニューが用意されているようなレストラン( ゚Д゚)。2日間、ここを逃してしまっていたなんて・・・と、悔しい気持ちと、マリールーのサポートに改めて感謝する気持ちが入り混じった。もちろん3日目からは毎晩ここに通ったんだけど、毎日コースメニューから自分の好きなものを選べて、締めのデザートまでしっかりついていて、ワインとビール、ジュースも好きに飲めるし、食事中にちょっとしたイベントが行われたり、毎晩とても満足度の高い食事を楽しめた。味も、最初船の中なんて機内食みたいなものかなーって思っていたんだけど、期待以上にいつもいつも美味しかった💛

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ディナーのレストラン

 

その他にも、船の中には小さいけどプールがあったり、ゲームセンターやカジノ、子供の遊び場、ジム、スパ、買い物エリアと、まるで海に浮かぶ小さな町みたいだった。

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プール

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ゲームセンター

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バーの一つ

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キッズルーム

乗客は2000人あまり、スタッフは800人余りが乗船しているみたいなんだけど、なぜかしょっちゅう会う人というのがいて、陽気なイタリア人家族や、人懐っこいワーレン(男の子の名前)家族、ロンドンから来ている日本家族等々、なんだか会えば手を振ったり目で合図したりするように😋そんな出会いも素敵だった。

夕飯の席でいつも隣だったのはミュンヘンから来ているティーンエージャーの娘さん2人がいる日本人家族。これがまたみんなとても優しくていい人たちで、息子はすっかりなついてしまっていた。

それぞれの都市で滞在するのは半日程度でほとんどが船の中の旅だったけど、普段の旅行と比べて6歳と1歳の子連れにはとても楽ちんで楽しい満足度がめーーーっちゃ高い旅行だった💛旅行が終わるころには、「もう終わりか―、楽しかったなー」と思うと同時に、「おなか一杯、堪能した!!」と思えた。

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船から見た海の景色

帰宅したら1週間で体重が1.5キロ太っていたことだけが残念(笑)(しかもなかなか戻らない(涙))