子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

7歳の息子の誕生日会は募金集めのプロジェクトに変身!

1月7日、息子は7歳に😆日本で一回目のお誕生日会、1月5日にアレン家族(アメリカにいるパパも!)がうちに来たときに2回目のお祝いをしてくれて、誕生日当日に学校にケーキを持っていって3回目のお祝い🤭。そして先週の日曜日に、近所の遊技場でお友だちを招待してのお誕生日会🤪。25人くらいに声をかけたんだと思うんだけど、最終的に参加してくれたのは17人(?)と大人数人。

このお誕生日会開催までは、息子とひと悶着。というのも、私は息子がプレゼントをたくさんもらうことには反対。そもそも、子どもたちのお誕生日会のプレゼントの相場が20€なんておかしすぎると、ずーっと思ってる。だから私は最初から「お誕生日会をしてもいいけど、みんなにプレゼント無しできてもらうことが条件!」ということをずっといい続けた。色んなお友達のお誕生日会で、みんながたくさんのプレゼントをもらうのをずっと見てきた息子はもちろん猛反発。でも私も引かなかった。そうなると、息子に残された選択肢はパーティをやるかやらないか。。。だけ。観念した息子は渋々私の条件を受け入れた。もちろん、私もそんな息子を見るのはツラく何度も引き下がろうかと思った。でもやっぱりここは譲れなかった。みんなへの招待状にはっきりと、「no gifts please」と私がすべてに書いているのを見て、一縷の望みも失った息子は最後までグチグチ言ってた。。。

私は学校の先生も巻き込んで、息子をモチベートしてもらおうと思って、ある朝、学校長に会ったときにその話をしてみたら、「それはすごいね。プレゼントも代わりに募金を募るなんていうのも面白いかもよ」と言ってくれた。それはすこし私の頭をよぎっている時とでもあって、先生のその言葉を後押しに、そのひから息子をその方向に後押し。息子は環境問題に関心を示してたから、「なにか環境問題にとり組んでいる団体を一緒に探そう!」とモチベート。翌朝、息子が起きる前に色々調べてみたんだけど、オーストラリアの山火事で被害にあってる動物たちを助けている団体が子どもにも分かりやすくていいんじゃないかなと思って、息子に話したら賛成を得られて、方向性は決定。学校長や顔が広い会社の先輩にどこかいい団体を知っていたら教えてほしいとお願いしたり、自分でも調べながら最終的にWildlife  Warriorsという団体に寄付することにした。

家にある空き箱を使って募金箱にして、簡単なポスターをつくって割り箸でくっ付けて。。。お誕生日会に設置。

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その前にも学校長は息子の担任にこの取り組みのことを伝えてくれていて、息子はクラスの全員を招待していたから、クラスでもその募金の話をしてくれたりしていた。おかげで招待状には募金のことを一切書いてなかったのに、多くの子どもが封筒にカードと一緒にお金を入れて持ってきてくれた。

そして87ユーロが最終的に集まった‼️

息子は最後までプレゼントへの未練は残してたけど、いまでも「来年も僕はお誕生日会でお友達からプレゼントもらえないの?」なんて言うけど、この活動に誇りを感じていることも確かだ。

面白い展開を遂げた今回のプロジェクト。少しずつ色んなことを話し合っていきたいなと感じる息子の誕生日でした。