子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

初めての人間ドック、ブリュッセルで受診

うちの会社では40歳は人間ドック受診の年。

ずっと人間ドックって、おじさんたちが受けるものだと思っていたけど、いつの間にやら仲間入り…。

できれば日本で受診したいと思っていて、次の年末年始の一時帰国に合わせて予約を取ろうと思っていたんだけど、最近の体調不良や不正出血に不安を覚えて、できるだけ早く受診することを決意。

ブリュッセルで、日本語で受診できるところがあると聞いてそこで予約をとった。

電話で予約を取ったときから、少しその乱暴な日本語が気になっていたけど、実際に会ってもそれはそのままだった( ;∀;) ビルの中にある小ぢんまりとした診療所。全部の診断を自分のところでできないようで、胃カメラ等は別のクリニックに行かされる。まぁ、でも贅沢は言えない。

問診の後にエコー検査。これは外部から出張で来てくれた初老の男性の先生が担当。この人は日本語は話せず、フランス語が母国語。フランス語は話せないことを伝えて英語で話してもらうことに。

お腹と胸、首のあたりのエコー検査。子宮筋腫は6-7センチ、それ以外にはガンは見つからず。

続いて、日本語を話せる女先生のところに戻って尿検査や基本的な検査を一通り行ってもらったうえで、子宮頸がんの検査。何度か受けたことがあるけど、痛すぎて私は悲鳴を上げてしまった😢 先生はイライラしながら、「ふつうはもっとすんなり取れるのに、筋腫が邪魔しているから!!これじゃ細胞はとれませんよ」となぜか若干怒り気味。私があまりにも痛がるので、一旦あきらめて再度トライ。今度はすんなり…

それらを終えて、また先生と少しお話。「結果は4月の末にまとめて送りますけど、6-7センチの子宮筋腫は手術を考えた方が良い。不正出血もあるんだし。」と…「婦人科の先生への紹介状を書いておくから、一度診察に行って決めてください」と。「私はルーベンに住んでいるんですけど、ルーベンの婦人科でも良いですか?」と聞くと、「私はフランス語でしか紹介状を書けないし(ルーベンはオランダ語)、ブリュッセルの先生しか知らない。私はベルギー中の先生を知っているわけじゃないんですよ」とまた若干怒り気味・・・。あまりここでやりあっても仕方ないと、一旦退くことに。不正出血を和らげる処方箋だけ出してもらった。

その後、そこから車で10分くらいのところにあるクリニックに行って胃カメラ。

因みに、私の前にも後にも患者さんが来ていたけど、みんな日本人っぽかった。この先生は日本人専門なんだなぁ。ブリュッセルにはトヨタだけでも500人の日本人がいるというくらいだから、結構なマーケットなんだろうなぁなんて考えたり。

胃カメラを行ってくれたのは完全にローカルなクリニック。予約時間を過ぎること30分、ようやく呼ばれて、ちょっとなまった英語で説明を受けて診察台に。胃カメラってバリウムに比べて楽なのかなぁなんて思っていたら、なんのなんの!!のどに何やら苦いスプレーをかけられて、口に何やらくわえさせられて、そこから小型カメラを挿入。痛くて痛く、涙がポロポロ。医者の隣でサポートしていた女性に、「頑張って強いわ。あまり機器を見ないで、できるだけ壁とか他のところを見て注意をそらすのよ」と優しい声をかけてもらいながら何とか乗り切ったけど、本当に苦しかった😢

その後、先生に「ポリープがあるから、その細胞をラボに送って、また結果を送るよ。」と。そして、「ふつうは胃は閉じているんだけど、君のは空いている。だから酸があがってきたりするんじゃないかな」と。「???胃が開いているってどういう意味??」と思ったけど、聞いたところで理解できないだろうと。ふんふんうなずいて退散。

まだのどにかけられたスプレーがいがいがしていたけど、とにかくお腹が空いていたので、近くのマーケットでサンドイッチとスイーツを買って車の中で腹ごしらえをして、少し落ち着いてから車で帰宅。。。

さて、結果はどうなることやら・・・ドキドキだ(*_*)

(それにしても、車で少し走ったブリュッセルの街は、とても洗練されていて都会だったなぁー)