子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

タイヤがパンク、車通りの多い道で立ち往生。レッカー車で娘の保育園にお迎え(;´д`)

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パンクしたタイヤ

今週、車のタイヤがパンクした。

息子とその友達を学校でピックアップして、娘の保育園に行く途中。縁石に少し乗り上げたのはわかっていたんだけど、そんなたいしたことではないと思って少し走っていたら、タイヤの圧力確認のボタンが点滅。その直後からタイヤと道路の擦れる音…間もなく停車。直前に車をできるだけ歩道に寄せるのがやっとだった。息子は少しパニックに陥る中、私は一生懸命気持ちを落ち着けて、(私の車はリースなので)ARVALに連絡。最初に電話に出た人に事情を説明したら、「電話を転送するから待っていて」と。転送先のラインが混みあっていたのか、自動音声。しかもオランダ語、フランス語、ドイツ語の後に英語が続いてまどろっこしい…やっと電話が通じて、再度事情を説明。レッカー車が来てくれるというが、1時間後になるという。その時すでに17時過ぎ。娘の保育園は18時にクローズしてしまうので、保育園に電話して事情を説明。その間もずっと、多くの車が私たちをよけて走っていて、申し訳なくて仕方がない。一度、知らない男性が窓をノックしてきて、話してみたら、「スペアタイヤを持っていたら、交換を手伝ってあげる」と、何とも親切な打診だったんだけど、残念ながらスペアタイヤなんて持っていない…

17:30ごろ、ARVALからまた電話がかかってきたので、レッカー車は何時くらいになるか改めて聞いたら18:20と言われ、「申し訳ないけど、できるだけ急いでほしい」と伝えた。そこから娘の保育園までは500メートルだけど、車を置いていくわけにいかないし、子供たち二人だけを車に残していくわけにもいかない。仕方なく、保育園に再度電話。「どうしようもないから、お迎えの時間まで誰かが残って待っているわ」と言ってもらって、待っていると、18時ごろに来た!!

車はレッカー車に乗せられ、私たちはトラックに乗せてもらって、まずは娘の保育園に寄ってもらった。レッカー車で迎えに来た私たちを見て、ひとりの先生は爆笑…。娘は、迎えが遅いから不安な様子で、でもトラックに驚いてもいた。

その後、タイヤショップまで行って、と言ってももうお店は閉まっているので、そこで車をおろして、チャイルドシート等を取り外して、今度はそのままトラックでレンタカー会社へ。レンタカー会社も既にしまっていたけど、レッカー車のドライバーが全てわかっていて、そこのカギを開けて自分でいろいろな手続きをしてくれた。しばらく待って、一台の車が用意された。チャイルドシートを取り付けて、子供たちを後部座席に乗せて、私は運転席に。ふと足元を見ると、ペダルが3つ。???。「すいません、3つのペダルってどう使い分けたらいいの?」と聞くと、相手はきょとんとして、「経験ないの??」と。結局乗せたものをまた全部おろして、代わりのオートマ車を探してもらった。一台何とか見つかって、また書類の手続き等を済ませて、今度こそ出発。初めての車は不安いっぱいだったけど、なんとか家まで運転して帰った。

帰宅したのはもう20時過ぎ。子どもたちはお腹空いているし(もちろん私も)、なんだかドッと疲れてしまった。ちょうど同時刻にアレンのママが色々食べるものを持ってうちに来てくれたので、みんなでそれ(ピザ、ブリトー、チョコとクリームたっぷりのワッフル、はちみつ漬けワッフル×5)を広げて食べた。私はビールで少し気持ちを落ち着かせることができた。

でも、こんな遅くに子供たち私だけでだったらもっと気持ちは暗かっただろうなーと思う。賑やかでたくさんの食べ物をワイワイやりながら食べられたから、気持ちをすぐに切り替えられた。友達はありがたい!!

そして、リース会社の完璧なオペレーションシステムのおかげで、なんとか私でもパンクを乗り切ることができたのはこれまた何ともありがたかった。