子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

仕事では自分の無力さと対峙する毎日。ミーティングに緊張してか(?)3時から目覚める金曜日。。。

赴任して1年と3か月。少しずつは英語も向上していると思うけど、いろんなことがまだまだ難しい。自分の無力さに落ち込むことも多い。

改めて、日本にいたときの自分の仕事は「調整」が多かったんだなと思う。自分自身の力で何かを作り上げるということをあまりしてこなかったと気づく。社外の代理店を使って、自分が作った気になっていたけど、結局私がしていたのは多くの社内調整とその社外への橋渡し。これにはこれの意義があって、これがないと、最終的なアウトプットに繋がらないわけだけど、他のところに行ってもやっていけるような知識や経験値が自分の中に積み重ならない。

一方、ヨーロッパでは会社の所帯が小さいこともって、みんな自分たちでいろんなことを行って、ちゃんと自分の中に知識やノウハウを積み重ねていっている。そしてこっちの人たちは、「何を伝えたいか」を考えるのがすごく上手な人が多い。社外のエージェンシーと組む際も、きっちり自分が何を伝えて何をしたいかということを自分たちで考え込んだうえで、何かを依頼する。日本ではもっと丸投げだった。それがヨーロッパと日本の違いなのか、個人によるところも大きいのか分からないけど、この違いは私にとってとても大きく試練でもあり、チャンスでもある。

いまは、11月のイベントに向けたコミュニケーションプランを作っているんだけど、圧倒的に「伝える力」「何を伝えたいかを見出す力」が自分に欠けていることに気づかされる毎日。そのイベントそのものに対する理解が不十分であることも起因している。それを英語で表現するときに、あまりにもファクトベースで、何の面白みもないマーケティングベースにすることができていないことも大きい。

原因はさまざま。ただただ、自分の無力さと戦う日々。なかなかつらい。ただ、地に足をつけて歩いている実感はある。一歩ずつ、一歩ずつ。

一歩会社を出たら、駐車場までダッシュして、子供たちを車でピックアップ。その後、帰宅してからはバタバタで、仕事のことを考える余裕もないけど、、、夕飯のビールが何よりのリフレッシュだ。

今朝も3時ごろから寝られていない…きっと今日のミーティングに無意識に緊張しているんだろうな。はー。金曜日乗り切っていかなきゃ!