子連れベルギー単身(?)赴任生活-40歳からの新たな挑戦-

5歳と10ヶ月の子供を連れてベルギーに赴任。夫は別に国に赴任中。日本ではペーパードライバーだったけど、こっちでは子供の送り迎えもあって、そんなこと言ってられない。今年40歳を迎える節目に新たなチャレンジが始まります。そんなドタバタの日々を綴っていきたいと思います。

なかなかうまくやっていけないベルギー人の同僚。踏ん張りどころ!ここから異文化でで仕事してる醍醐味が生まれてくると信じてやっていかなきゃ。

一緒に仕事するのがなかなか難しい女性がいる。とてもセンスがよくて可愛らしい、年は私と同じくらいの人。悪い人じゃないんだけど、押しが強くて、日本のやり方は時間ばかりかかって効率が悪いと考えている節があって、私はその日本の代表格のように思われている気がする。ある意味それは正しい。でも、仕事をしていく上ではルールは守るべきで、チームワークは尊重するべきだとも思う。

最初は業務内容に対する怒りだけだと思っていたけど、最近は明らかに個人攻撃が混じってる。先日も一触即発の場面。彼女は話があっちに飛んだりこっちに飛んだり、不満をならべるのがうまい。こっちはなかなか頭がついていかなくて、そのときはどうだったんだっけと毎回思い出すのに少し時間がかかる。しかも私の英語力では、彼女の議論のスピードと圧力についていけない…

最近は色んなケースが重なって、時々いっそ倒れてしまいたくなる…

子ども達をピックアップした帰り、そんなことを考えながら落ち込んでいたら、息子がどうしたのかと聞いてきて、あまりネガティブな話をするのもよくないと、できるだけシンプルに前向きな形で話をしたら、「ママ、そういうときはどっちもごめんなさいって言わないと駄目。しかもちゃんと優しく心からね。そうでないと相手には伝わらない。」みたいなことを英語で言われた。苦笑するしかなく、でもそんな風に成長してくれている息子が愛しく、その通りだなとも思った。

彼女がルールを守らず、横暴なことを言ってくるのも一理あるところも実際ある。日本人は比較的、ルールといわれると疑いもせず従うところがあるけど、それによってやりたいことが実現できないときは、疑ったり交渉したりしていくことも必要だと教えられる。(あくまで、'時に'であって、いつもではない)

そういったところもくみとって、もっと尊重して、話し合って、もっともよい方法を探っていくしかない。それが異文化で仕事することの醍醐味でもあるはず。

息子の一言からそんなことを考えさせられた。

倒れてる場合じゃない!また明日には凹んでるかもしれないけど、しっかり前をみていきたいと思う。